2013年 11月 08日
レストランの嘘 |
嘘つきはいけない。
今日のメニューの牛肉がオーストラリア産で、それをオーストラリア産とは思ってほしくない場合、黙っているしかない。
今回分かったのは、誰も味では違いが分かんなかったという事。
「本日のステーキ 10000円」でよかった。
「本日の国産ステーキ 10000円」と書いたのがいけなかったんだね。
適正価格はあるんだろう。
でも、この味の適正価格が10000円じゃなく3000円だったとは誰も気付かなかった。
だったらいいんじゃないかと思うのは間違ってるか。
今時のブランドバッグの多くがアジアの町の雑居ビルの一室で搾取された低賃金労働者によって作られるという現実。
ヨーロッパの職人によってひとつひとつ手作業で作られるなんて神話はとうに崩れ去った。
安手のバッグにブランドの商標がぶら下がって数万の値がつく。
ビニール製だってみんな知ってる。
ただ「本革使用」なんてどこにも書いてない。
みんなそれで満足している。
今回の教訓、嘘はいけない。
「真実は話されねばならない。だが全てを話す必要はない」
偉いね、大昔のスエーデン女王のお言葉だ。
by NR-B12JA
| 2013-11-08 09:48