2012年 09月 28日
朱を打つ |
印面に朱をつけることを、篆刻では朱を打つと言います。
硯でおろした朱を指につけて、印面を満遍なく叩くように打っていきます。
こうすれば印面に非常に薄く朱をのせることができるので、このあと印稿を書き込むに当たって、デリケートな作業が可能になります。
こうして朱を打っていると、ある瞬間朱がさっと乾くのが分かります。
全てはデリカシーの問題かもしれませんね。
朱が乾けば次の字入れに移ります。
by nr-b12ja
| 2012-09-28 11:33