2012年 07月 14日
馬虎鹿 |
実家の父の作ったトウモロコシがおいしい。
胡瓜も茄子も大量生産品にはない味がする。
父が家庭菜園を始めて45年以上。
それなりの工夫やコツがあるのだろうが、それにしてもおいしい。
なぜプロの農家が作るものはおいしくなくなったのか。
大量生産を追求する過程でなにかが失われた。
おいしいという一番大切ななにかが。
さて、制作続けています。
「馬馬虎虎」の原稿が集まるまでに下ごしらえ。
小難しい文字ばかりですが、篆書を彫るにはまあ大体こんなです。
どんな文字を彫るか。
それはどんな意味があってどの時代の文字を使うか、あれこれあれこれと字書を引きながらの作業です。
今回は篆書を木版画でも彫ってみようとトレースしたところ。
「馬」と「虎」。
もしかしたら「鹿」も。
by NR-B12JA
| 2012-07-14 20:33